ちょっと日付が遡りますが、昨年2020年8月にシャンパーニュ地方を訪れた時のレポートをしたいと思います。
パリ、ノルマンデイーを少し旅行した後、シャンパーニュ地方に入りました。
もちろん目的はシャンパーニュワイナリー訪問です!
手始めに携帯アプリで、日本でも買えるニコラ・フィアット Nicolas Feuillatteに行ってみることにしました。
フランス国内売り上げナンバー1、世界シャンパン売り上げ第3位の巨大な「組合の組合」と呼ばれる、82のシャンパーニュ組合と、その組合員約4500人のブドウ栽培者、2150haの耕地面積からなるのが、このニコラ・フィアット Nicolas Feuillatte。
小規模なシャンパーニュ生産者が多い中、巨大で近代化された施設を見学してみることにしました。
前日に泊まったジヴェルニーから225km、3時間のドライヴで、まずはシャンパーニュ街道のあるエペルネーに入り、そこから車で10分ほどのニコラ・フィアット Nicolas Feuillatteへ。
訪問予約時間は15時30分。
誰もいない畑の中の道をひた走ると、コート・デ・ブランのブドウ畑の中に建つ大きな建物が目的地です。
カーヴ見学はエスパス・ニコラ・フィアットというシュイイ村にあるニコラ・フィアット Nicolas Feuillatteの本拠地で行われます。
私たちのグループは、私たち同様に親子連れ、カップルの6人。
シャンパーニュで有名なテタンジェでも働いていたという方がガイドに付いて下さいます。
遠くに畑を眺めた後に、近代化して完全機械化されている工場に入ります。
暑い8月の日なのに、中は涼しく整然とステンレスの大きな槽が立ち並んでいます。
この近代的な工場の中を工程に沿って見学し、シャンパーニュ醸造の全工程を見ることのできます。
さすがに、こちらは生産量が大変大きいところなので、すべて機械化されているのですね。
ゆっくりと全ての工程を見学し、質問にも、すべて答えて下さる丁寧なガイドさんのおかげで、どのようにシャンパーニュが作られるのかを、おおよそ理解することができました。
そして見学の後は、楽しいテイスティング。
私には、なぜかロゼ2種を選んで下さり、あまり飲んだことのないシャンパーニュ・ロゼを頂きました。
息子はこちらでワインデビュー。初めてのワインがシャンパーニュ・ロゼ 笑笑
優しい色合いも、柔らかい口当たりも初心者にはピッタリの飲みやすさで、気に入ったようです。
私はブラン・ド・ブラン、ゼロ・ドザージュのシャンパーニュが好きですが、シャンパーニュはじめましての方には、ロゼの優しい感じも素敵だと思います。なんといっても飲みやすい。
ティステングの前には、コルクの抜き方のデモンストレーション。
親指でしっかりコルクを押さえて、止め金を6回まわします。
静かにボトルを横に倒して、コルク栓ではなくボトルをゆっくり回して開栓します。
いつも天井や壁に向かってコルクが飛んでいき、怖い思いをしていたので、この静かで穏やかな開け方はとても勉強になりました。
おかげで今では私も、ちょっと上級生で、余裕を持って、優雅に静かに栓を抜くことができます。笑
皆さんも、こちらのヴィデオを参考に、静かに優雅にシャンパーニュの栓を抜く方法を覚えられると良いと思います。
移動日でもあった、この日は手始めのニコラ・フィアット Nicolas Feuillatteの見学を終え、翌日はテタンジェTaittingerとシャンパーニュ街道へ。
シャンパーニュのカーヴ訪問はさらに続きます。
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